令和4年9月1日 学校だより巻頭言

(学校だより巻頭言と同様)

※校長の方針として、学校だよりや朝会の話を意図的に関連させています。校長ブログをご覧の方もいらっしゃるとのことですので、こちらでも紹介させていただきます。


こころの天気予報

 2学期の始業式が、あと1週間と迫った頃、一斉メールにて「こころの天気予報」についてご案内させていただきました。

 「こころの天気予報」は、週や学期の初めに、学校生活を楽しみにしているだけでなく不安を感じている子どもたちの心の状況をいち早く把握し、学級経営に役立てるために行う本校独自の取組です。

 そこで考えたことが、「詳しいことは尋ねればよいので、簡単な方法でSOSのサインを受け取ることができないか」ということでした。だからこそ、自分の端末を開いて、他の友達と同じように数回のクリックだけで回答できる方法を選択したのです。

 2学期からは、先行実施していた3年生だけでなく、その他の学年においても、発達段階に合わせた頻度で「こころの天気予報」に取り組んでいきます。その中で、例えば、「あめ」や「先生に相談したいことがある」を選択した子どもに声を掛けたり、ずっと「はれ」だったのに「くもり」が続き始めた子どもに寄り添ったりしながら、いじめの深刻化や不登校を防止していこうと考えています。

 


2学期にむけた“こころの天気予報”の結果

 夏休み中に実施したアンケートの結果は、以下のとおりです。 ご多用の中、472名の子どもたちに回答いただきました。

 子どもたちには、始業式の中で結果を伝えるとともに、すべての子どもたちが「楽しみ」と思える学校にするためには、一人ひとりがどのように行動すればよいか考えるよう、校長から宿題を出したところです。詳細は、学校ホームページをご確認ください。