令和4年7月22日 学校だより巻頭言

(学校だより巻頭言と同様)

※校長の方針として、学校だよりや朝会の話を意図的に関連させています。校長ブログをご覧の方もいらっしゃるとのことですので、こちらでも紹介させていただきます。


2学期に向けて

 本日、担任から子どもたちに通知表が手渡されました。校長として一枚一枚目を通し、本校の子供たちの成長や活動の場面を思い浮かべることができ、とても幸せな気持ちになりました。

 さて、通知表については、昨年度の2学期末の学校だよりに以下のような内容を書きました。2年生以上の保護者の皆様は、ご記憶にあるかもしれません。

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 そもそも「通知表」とは何なのでしょうか。文部科学省は、以前はホームページの中で、「保護者に対して子供の学習指導の状況を連絡し、家庭の理解や協力を求める目的で作成」と一般的な位置付けを説明しており、記載する内容や年間に発行する回数どころか、発行の有無についても学校の判断としています。

 最近、私はこの“通知”とい言葉に「これでよいのか」と疑問をもつようになりました。確かに、「保護者に連絡するもの」ということであれば、“通知”なのかもしれません。しかし、本当に必要なことは“課題”(“問題”ではなくお子様の指導方針等)を学校とご家庭、そしてお子様が共有して同じ方向を向き、それぞれができることに取り組めるようにすることなのではないでしょうか。

 本校も、現在はまだ「“通知”表」です。次年度に向け、改善が必要かもしれません。

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 このことについては、浅間地区の小中連携の中でも、大きな話題となりました。検討を重ねた結果、本年度の1学期末は夏休みの面談を重視し、学校と保護者の皆様がしっかり話し合うことを第一にして、通知表の所見欄“学校から”には「夏季休業中に実施の、個人面談に替えさせていただきます。」のみ記載させていただくことにしました。もちろん、学年により異なりますが、道徳や総合的な学習の時間については、お子様方の頑張りを記載させていただいています。今回、面談にかえさせていただくのは、“学校から”の欄のみです。 


個人面談について 

 本校では、7月22日(金)から(担任の研修等で前後する場合があります。)個人面談が始まります。限られた時間ではありますが、面談の中では、お子様の次のような点について話し合いをさせていただきたいと思います。

 ① 1学期間の成長について(学校からも伝えますがご家庭での様子もお聞かせください)

 ② 2学期の課題について(どのような力を伸ばしたいか課題を共有させてください。)

 ③ 夏休みの間にご家庭で取り組んでいただきたいことについて            など


 1学期の保護者・地域の皆様の様々なご支援、ご協力、心より感謝申し上げます。2学期はいよいよ50周年を記念する行事が目白押しです。子どもたちのために、引き続きよろしくお願いします。