令和3年12月24日 終業式
<体育室で3学年ごとの分割により実施>
みなさん、元気に挨拶をしましょう。おはようございます。
半分ずつですが、こうしてみんなで集まると、少し緊張しますね。(「いわれてみればそうだな」の声)
<はじめに、表彰をしました。>
つぎに、終業式の話をします。終業式と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか。(「ながいやすみ」「お正月」などの声)
みなさんは、楽しいことばかり思い浮かべているようですね。通知表のことは、忘れていませんか。(「あー」と残念そうな声が多数。)
この後、担任の先生から手渡される通知表ですが、これは、学校からおうちの人に学校でのようすなどをつたえるもので、簡単に言えば、連絡帳のようなものです。
さて、みなさんは、通知表を担任の先生から手渡された後、どこを一番はじめに見ますか。(「先生からのメッセージ」「生活態度のところ」など、多数。)
そうですか。先生からのメッセージを最初に見てくれているなんて、一生懸命みんなの良いところを書いていた先生たちも、きっとうれしいですね。
でも、もしかしたら、こんな人はいませんか。「たいへんよい」がいくつ増えたか、「もう少し」がついていないかを気にしている人は。
大事なのは、丸の数ではありません。
例えば、体育では、1学期は水泳があって得意だったから「よくできる」だったけれど、2学期は跳び箱が苦手だったから「できる」になってしまったということがあるように、得意や苦手に左右されることがあります。
また、「もう少し」は、ダメではなくて、「3学期はもう少し頑張ろう」という先生たちのメッセージです。
だから、大事なことは、まず、先生たちからのメッセージを読んで自分の頑張りを喜ぶこと、次に、よかったところや頑張らなければならないことを振り返ること、そして、3学期の”めあて”をもつことです。そして最後に、そのことをしっかりと、おうちの人に伝えてほしいと思います。
さて、このあと、担任の先生から通知表が配られます。この4つ、できるかな。
これで、校長先生のお話を終わります。